ケンフィーのレビューノート

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能力は目的があって進歩する【ラプラスの魔女レビュー】




ラプラスの魔女

2018年製作

 4.7

レビュー

「ある瞬間の全物質の力学的状態とエネルギーを知り、それを計算できる知性が存在するならば、未来を予測できる」

19世紀のフランス数学者、ピエール = シモン・ラプラスが提唱した、この仮説に基づいたミステリーでした。この作品はすごく知的好奇心が駆り立てられて、僕自身とても楽しめました。

この作品の中で【能力は目的があって進歩する】という言葉が印象に残りました。

 

あらすじ

硫化水素中毒での死亡事故が発生し、地球化学の専門家が事件性を否定。しかし、数日後に別の場所で同様の事故が発生し、被害者は知人同士。自然現象を予見する女性が登場し、事件は人間の知見を超えた先の展開へと進んでいく・・。

作品情報

ラプラスの魔女

  • 上映日:2018年5月4日
  • 製作国:日本
  • 上映時間:116分
  • ジャンル:サスペンス、ドラマ
  • 配給:東宝