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人間VS悪魔!欲望を巡る命懸けの闘い【「劇場版 ACMA:GAME 最後の鍵」レビュー】




劇場版 ACMA:GAME 最後の鍵

2024年制作

 4.8

レビュー

「欲望は争いを生む。欲望から救ってあげられるような人間になりなさい」
照朝が大切にしている、父の教え。
その教えのもと、欲望と争いを生む悪魔の鍵を破壊するために99本集めていて、劇場版では、その旅に決着がつけられます。

そして、ついに照朝は悪魔とアクマゲーム をすることになり、ラスト30分の友情を巡るシーンには感動しました。

むしろラスト30分のために、10回にわたる連続ドラマと2回にわたるHulu特別編があったのではないかと思うほど、これまでの物語が伏線になっていました。

また照朝が悪魔と戦う前に言っていた、このセリフが僕の胸の中に今も響いています。

「自分には守りたい友人がいる。だから(悪魔に屈することなく)人間であり続ける

人間に与えられた、愛や友情といった感情が、欲望によって引き起こされる争いを止めることもあるーー。
僕は、その希望という名の欲望を信じていきたい。

 

あらすじ

父を殺した謎の組織「グングニル」を追い、悪魔の鍵を集める照朝。
彼の前に立ちはだかるのは、人の心を読む妹と、宗教団体を操る兄からなる謎の兄妹、そして宿敵・崩心。
五文字で能力を発動する戦闘や、ブレーキの効かない下り坂での真偽心眼など、生死を賭けたゲームが展開され、ついに古代遺跡の最深部で鍵を巡る最終決戦が幕を開ける。仲間たちと挑む命懸けのデスゲーム、果たして照朝は父の仇を討ち、鍵を破壊できるのか――。

作品情報


劇場版 ACMA:GAME 最後の鍵

  • 上映日:2024年10月25日
  • 制作国:日本
  • 上映時間:119分
  • ジャンル:サバイバル・エンターテイメント
  • 配給:東宝