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TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション(2025)
2025年制作
レビュー
コロナ禍に医療従事者へのリスペクトを込められて制作されたTokyoMER。
連続ドラマ→スペシャルドラマ(隅田川ミッション)→劇場版(横浜MER)に続き、前作から2年経って、劇場に帰ってきた。
今回は、全国主要都市に配置されたMERとは別に、鹿児島・沖縄の離島で実験的に運営する南海MERが、火山の噴火から79名の島民を全員救出するべく、出動するーー。
しかし、東京MERや主要都市のMERとは異なり、設備も人も足りておらず、さらに緊急出動をほとんど経験していない中での対応。
最初は諦めムードが漂う中、東京MERから出向した喜多見チーフと看護師の夏梅、そして南海MERチーフ候補の牧志、それぞれの「目の前の命を助けたい」という想いが、南海MERメンバーを動かし、さらにそれが島民をも動かすーー。
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連続ドラマの時から、スペシャルドラマ、前回の劇場版まで、毎回泣かされてきたけれど、今回も気づいたら涙が溢れ出ていました。
目の前の命と向き合っている医療従事者へのリスペクトを改めて思い出させてくれた、素敵な作品に巡り会えたことに感謝です。
あとTokyoMERと南海MERの合流するシーンが特にカッコよくて、これまでの活躍を表しているようで、そこでも思わず涙が出てしまいました。(涙もろくてすみません)
あらすじ
2025年、全国主要都市に新たなMERが設立される中、離島医療を担う「南海MER」の試験運用が開始。TOKYO MERの喜多見医師と看護師・夏梅は指導のため南海MERに赴任。ある日、南の島で大規模噴火が発生し、救助が困難な中、島に取り残された79名の命を救うべく、南海MERは決死の救命活動に挑む。
