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堀江 貴文 著「健康の結論」
出版:2018年3月2日
要約・所感
僕自身、やりたいことが次々に膨らんできて、人生100歳以上生きたいと思っています。 そのためにも、定年といわれている65歳~75歳でも活き活きと生きていなければ100歳まで生き抜くことはできません。 そんな想いから「どうすれば病気のリスクを減らせるのか」ということに興味があり、本書を購入して読みました。
人生100年時代と言われる中、ハイパフォーマンスで生き抜くためには健康でなくてはなりません。 本書では、人生100年時代で健康を取り巻く環境がどう変化したかについて触れ、 自殺予防から突然死予防、がん予防、HVP予防、歯周病予防など日本人が注意すべき予防について書かれています。 この本を読むと、医療機関で現状把握するための検査をしてもらいたくなるはず。 健康寿命を延ばすためにも、まずは「読むサプリメント」であるこの本を読んで知識を得るのがいいと思います。
中でも僕が本書の中で特に印象に残ったのは次の3つ。
私たちが1日に触れる情報の量は江戸時代の1年分といわれています。 膨大な情報を処理し、脳へのストレスをどう軽減していくのか、長く高パフォーマンスで働くために重要性を増しています(中略) ストレスへの対応はたくさんの方法がありますが、「良い睡眠をとること」に勝るものはありません。
「死にたい」という言葉には「死にたいくらい辛いが、この辛さが少しでもやわらぐのであれば、本当は生きたい」という意味があります。 最低限必要なのは、安心して「死にたい」と言える誰かがいることなのです。
歯周ポケット内の歯周病菌は歯茎の毛細血管から体内に侵入し、血流に乗って全身を駆け回る。(中略) フィンランドで発表された研究では、脳内で動脈瘤破裂を起こした若者の患部から歯周病菌や各種口腔内細菌が見つかった。
日常からできる予防医療。病に苦しんだ時に、小さなことを怠ったことで後悔するのは嫌なので、定期的に自分の身体を客観視していこうと思います。