★
劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室
2023年製作
4.8
レビュー
2021年夏に、医療従事者へのリスペクトを込めて放送された連続ドラマ「Tokyo MER 走る救急救命室」が、劇場版となってスクリーンに帰ってきたので、観に行ってきました!
事故や災害の現場で、いち早く助けが必要な患者の命を救う救急救命の医療ドラマでありながら、都知事と厚生労働大臣という政治の利権争いや、ひとりの医師としての成長も垣間見れる作品となっていて、個人的にものすごく好きなドラマのひとつです。
今回の舞台は、横浜のランドタワー。
ここでかつてない規模の爆発が起こり、都知事直轄のTokyoMERと厚労省直轄のYokohamaMERが、現場の救助にあたるなか、
命を優先する医師と、省庁の成果を優先する政治家との駆け引きもあって、終始、ハラハラドキドキさせられました。
「目の前で助けを必要としている人がいるから助ける」
簡単そうで、意外にできない純粋な想い。
このドラマや映画を見ると、自分のなかに眠るそんな思いが沸々と湧き上がってくるのを感じます。