名曲「糸」の世界観とリンクした物語【糸レビュー】

★

糸

2020年製作

　4.3

🎶なぜ巡り会うのかを私たちは何も知らない

これは中島みゆきさんの名曲「糸」が映画化した、平成から令和にかけて、何度も巡り会う2人の物語。

中学生のときサッカーで世界を回ると夢見ていた高橋漣は、地元で普通に暮らし、中学生のときDVに遭い普通の生活を求めていた園田葵は、海外でネイルアーティストとして活躍していた。まるで縦糸と横糸のような存在の2人が、平成から令和への30年間でそれぞれの物語を織り成し、ひとつの布が仕上がっていく。

名曲「糸」の世界観とリンクした物語に感動しました。また個人的に園田葵の境遇に共感する部分もあり、いろんなことを感じられた作品でした😌

高橋漣と園田葵は13歳で運命の出会いを果たし、愛し合って駆け落ちを計画するが、大人たちに引き離される。8年後、友人の結婚式で再会するも、それぞれ別の人生を歩んでいることが判明する

糸

ケンフィーのレビューノート