ケンフィーのレビューノート

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殺し屋専用ダイナーで目の当たりにする大切なこと【Diner ダイナーレビュー】




Diner ダイナー

2019年製作

 4.5

レビュー

幼い時のトラウマから誰も信じられなくなり、いつしか自分も信じれなくなって、すっかり居場所をなくしていたオオバカナコ。30万円即金のバイトを申し込んだことがきっかけで、殺し屋専用ダイナーのシェフ《ボンベロ》と出逢う。元凄腕の殺し屋だったボンベロと過ごす日々の中でカナコは次第に自分と向き合っていき、大切なことに気付いたのだった

―――居場所は自分で作るものだ、と。

予告編では想像がつかないほど、メッセージが強く、例えば「望みが満たされないことが生きる意味になってる人もいる(中略)誰に提供するのか、それだけを考えろ」など、心に刺さるものが多かった。またボンベロのカナコを守ろうとする一面も垣間見れて、泣きそうになったことが何度かあった。見て良かった。

 

あらすじ

日給30万円の怪しいアルバイトに手を出したことがきっかけで、とあるダイナーで新人ウェイトレスとして働くことになったオオバカナコ。しかしそこは、客の全員が殺し屋というあまりにも特殊な食堂だった。そして、そこで王のように君臨するのは、元殺し屋の天才シェフ・ボンベロ。殺し屋たちが次々と現われ、殺し合いさえ日常茶飯事の世界で、カナコは生き延びるべく奮闘する。

作品情報

Diner ダイナー

  • 上映日:2019年7月5日
  • 製作国:日本
  • 上映時間:117分
  • ジャンル:サスペンス、アクション
  • 配給:ワーナー・ブラザース映画